心配性上等！

2022/04/17 12:45

私のブログを読んでリブログしてくださった鈴香さんのブログを読んでいて思い出したことがありましたので、リブログをお願いしました(ややこしい)。

鈴香さんの状況とは話しが違うのですが、
私の場合、見て見ぬふりというより、自分が気にし過ぎると思われるのではということに臆病になっているところがあります。

少し前の夕方、自宅の近くのトンネルを歩いていたら5～6歳ぐらいの子が一人で歩いていました。
その付近はほとんど人通りがありません。
「よく、一人で行かせるな」というのが私の最初の感想です。

私はかなりの心配性なので、娘が小学生の間は一人で買い物に行かせたこともないぐらいです。娘も臆病なところがあるので、一人で行くのを嫌がっていました。

娘が小さいとき、
「うちの子、一人で買い物行くの平気」と言っているお母さんたちはいました。
今思うと、つまらないマウンティングですけど、私はそれなりに自分たち親子を恥ずかしく感じていました。

だからその子が一人でトンネルを歩いているとき、
「一人で大丈夫？　どこから来たの？」と聞きたかったけど、
なんだか見知らぬその子の母親から「うちの子大丈夫なんで余計なことしないでください」
と言われる妄想が浮かんできて。

でもトンネルの車道側を歩いていたので、
一応「車が来たら危ないよ」とだけ声をかけました。
すると、なんだか悲しそうなというか泣きだしそうな顔をしたように見えたんですが、
特に助けを求めるでもないのでそのまま放置してその場を去りました。

それでトンネルを抜けたら公園があるのですが、そこで子供たちが遊んでいます。

その公園は夕方はいつも指導員みたいな人に連れられ、放課後デイサービスの子たちが遊びに来ています。

そうしたらその指導員みたいな人が、「〇〇さんがいない」と言っているのが聞こえました。
ただ、そんなに慌てている風でもなくて、もう一人の若い指導員の男の子も探そうともしていません。

私は気になって、
「さっき男の子が一人でトンネルを歩いていましたよ」と声をかけました。
そうしたら、「ああ、そうですか」という感じです。

よくあることなのかなと思ったけど、他人の子供を預かっているのに気楽なもんだなと私は少々イライラして、
「けっこう遠くまで行っていますよ。これこれこういう感じのお子さんです」と割と強めに言ったら、やっと慌てたように探しに行ったので、私もそれ以上はタッチせず公園を出ていきました。

それでその日、数時間後にその公園近くのデイサービスの前まで来たら、
なんとパトカーが何台も停まっていて、警察が何人もいます。
たぶんデイサービスの人なのか、近所の人たちなのかわからないけどいろんな人が付近を歩き回っていて、明らかに人探し中です。
警察も聞き込み調査的なこともしていました。

どう考えてもあの子が見つからないんだと思い、
どうしてあの道路で会った時にもっときちんと声をかけてあげなかったんだろうと後悔しました。
その日は地域のことを発信するネットニュースをくまなくチェックしていましたが、特に事件は起きていなかったのでなんとか無事に見つかったんだろうとは思います。

単に一人で遊んでいるうちに興味の向くままに歩いていて迷子になってしまったのか、
どうして一人でいたのかよくわかりませんが、ともかく不審者に連れ去られなくて良かった。

その後、もうあの公園をあのデイサービスの子たちが利用することはなくなりました。

本当かどうだかわかりませんが、日本の子供は高く売れると聞いたことがあります。
もし本当なら、私もお金に困ったらさらって売ってやろうかと子供を一人にするお母さんに言いたくなります。

件の子は、デイサービスなのでお母さんのせいではありませんけど。

ただそのデイサービスも以前から公園を通るたびに気になっていました。
きちんとした指導員さんのときもあるんですが、
やる気がなさそうな指導員だと、子供が道路に出ようとしていても気にもとめません。

なので起きるべくして起きた事件だと思いました。

・・・・・せっかくリブログさせていただいたのに、なんだか話しの主旨がずれまくっている気がしますが、
つまり、それ以来ショッピングモールやスーパーなどで子供が一人でいるときは「お母さんいないの？」と声をかけてお母さんが来るまで一緒に待つようになりました。
自分の心配性のおかげで、その子が安心したり或いは無事だったりすることがあると思うので。

やってきたお母さんは、「すみません」と謝りつつ、「面倒くさいおばさんだな」と思っているような気がします。
たまに何も言わずに、子供の手を無理やり引いてその場を立ち去る人もいます。
そのときは、「なんて親だ！　子供が誘拐されればいい！」と呪っていましたが、
今思うと、不審者と思われていたのかも。遅まきながら気が付きました。