お金を使い果たしても永遠に残る喜びもある。

昨日御用納めとなり、ようやく身体が緩んでます。
昨日もやること多すぎてバタバタになってしまい、せっかくの家クリスマスの準備も全然時間がなく、職場から夫に「サーモンのサンドイッチだけつくっといて!」とラインを飛ばし、家に帰ってミートローフとやっつけでカブのスープ作っておしまい!
ケーキが安くなってるんじゃない?と期待していたけど25日ならまだしも26日はもう何も残ってなかった。


残念ながらまったく映えないクリスマスディナーのテーブルとなりました。


適当ながら意外とおいしかったカブのスープ。
質素過ぎて、まるで敬虔なカソリック信者の食事みたいになってしまいましたが(;^_^A。


クリスマスのテーブルと言うと、本も映画も大好きな「バベットの晩餐会」をいつも思い出します。

Babettes Feast (1987) | Cooking and Eating Scenes | Top Movies About Cooking


貧しい漁村で質素で品行方正な暮らし送るカソリックの教会の姉妹と、その姉妹を中心にし、同じように贅沢は罪と考えて暮らす村の老人たち。
そこにパリの暴動で全てを失った料理人の女性が逃げてきて教会でメイドとして暮らし始めるところから物語はスタート。


ラストは宝くじで大金を手にしたメイドのバベットがそのお金を全て使いきって、
村人たちに豪華なディナーをふるまうというお話し。


大きな盛り上がりもない映画ですが、なぜか気持ちが優しくなれる。
この映画を嫌いな人は一人もいないと思う。


おいしいものは幸せという、とてつもなく浅い感想ですが(;^_^A、
たったの一日で大金を使い果たしてしまい、また翌日からは質素で地味な暮らしが待っていようとも、
料理を作ることがバベットの贅沢で喜びで自分にとっての芸術の昇華なわけで、
これも立派な「Die with zero」かなと。



と、ここまで書いて娘が昨日の写真をインスタにあげているのを発見。

プレゼントは私からはシックな感じのグレーのコートを。
娘からは私に「ボーナス出たから奮発した!」とキタムラのバッグ。
夫からは娘にお箸(笑)。夫には娘からお饅頭(笑)。


そしてサンタさんからはコートに似合うタートルネックのセーターが届いていたようです。


自分の部屋に着替えに入り、窓辺におかれたサンタからのプレゼントとカードを見つけ、
「サンタ、来たんだ・・・」と娘。


「え?! そうなの?!」と驚く私。


いつまでやるねん。