掃き清めるという美しい言葉
玄関の掃き掃除をするとなぜか気分が良いようです。
うちのマンションは入り口が外に面しているので、
玄関ポーチも普通の一軒家のような作りで、
虫の死骸やほこりや枯れ葉などが割とよく存在しています。
でも結局は家の中に入ってしまえば目につくのはリビングやキッチンなので、
日々のちょっとした掃除は部屋の中優先になってしまいます。
でもどうもこのところ玄関が気になって気になって仕方がないのです。
たぶんブログを書くようになって、家の中は割りと綺麗が保つようになったため、
自分が新たな問題へ目を向けるようになったからかもしれません。
ここ連日、玄関の掃き掃除をするようになって、
頭の中に「掃き清める」という言葉がポンと浮かんできました。
玄関の掃き掃除はなんというか、他の掃除とは違う何かを感じるのです。
綺麗になるとかならないとかというよりも、
修行のような気分になるのです。
それでネットで「掃き清める」と検索してみたら、冒頭の本が出てきました。
この中で玄関は神社にとっては鳥居にあたるというようなことが書かれているそうです。
神様をお迎えする場所なのですね。
なので、これは掃除というよりお清めなのかな。
トイレのお掃除と同じですね。不浄なものを浄化するための行為。
実は玄関も長く放置したツケが大きいところで、今更ピカピカ玄関は取り戻せません。
でも、毎日清潔にすることが大事なのだと思いました。