掃除というか片付け③夏の終わりと家電について
まだ暑い日もありますが、扇風機を片付けました。
うちの扇風機は結婚したときに夫が持っていたものですが、その時点で既に古いものだったので、かれこれ50年ぐらい使用しているはずです。
古いシンプルな家電は本当に壊れません。
ちなみに洗濯機は25年使い、去年ようやく寿命となりました。
新しい洗濯機も古いもの同様、いろいろ機能がついていない一番単純なものを選びました。値段もリーズナブルです。
掃除機もそうですが、以前憧れて新機能満載のものを購入したら五年もたずに終わり。
次に「ゴミを吸う」がマストみたいなものを選んだら、壊れる気配がありません。
もちろんそれでも家電なので、
掃除機も洗濯機もいつか「だめになる」ときが来るのでしょうけど、
それは「くたびれた」という感じで、納得いかない壊れ方ではないのではないかと思います。本当に「寿命」と思える終わり方をしてくれそう。
写真の扇風機は、最近の扇風機みたいに分解できないようになっているので、
片付けはなかなかたいへん。
羽のほこりをとるのに、カバーの間から手を突っ込んで四苦八苦しながらです。
細かいほこりは、習字で使う筆を使って取り除きます。
おまけにものすごく重いので、箱にいれるのも一苦労。
扇風機も今や進化しまくっているのに、
相変わらず、ただ羽を回して風を送るだけ。
昔からのやり方を頑なに変えない職人気質。
でも、「それがどうした」というこの風情。
がんこじじいだけど人気者。
メンタル強そうだな。見習えよ、夫!←すみません。いろいろありました(ため息)
しかし先日のサンダルを片付けるときもそうでしたが、
夏の片づけは妙に寂しい気持ちになってしまいます。
冬から春になるときに、冬製品をしまうのは妙にワクワク嬉しく、
片付け終えたときは「すっきり」しかない。
あれはリフレッシュというものだと思うのだけど、
なぜか夏物を片付けてもリフレッシュ感はありません。
冬が終わるときは「始まる」だけど、
夏が終わるときは「終わる」なのですね。
バルコニーの花壇の中に野放図に生えまくっているミントも、
もう色が茶けて、葉っぱもかたくなってきました。
この夏も、おいしいモヒート作ってくれてありがとう。