断捨離降臨⑥コレクションよりセレクション
今年のゴールデンウィークに中規模な断捨離をしたときに、
ついに向かい合うときが来たなと思ったのが、
娘が小さい頃に買ったバービー人形たち。
人形を捨てるときに、供養していただくとかそういうのは全くなく、
あっさりさっぱりばっさりいけちゃうので、
娘が遊んだバービーは以前処分したのですが、
未使用バービーちゃんは、さすがに勿体ないと、
長くクローゼットの奥にしまいっぱなしでした。
この「しまいっぱなし」は、
「断捨離」にとって最高のお友達。
処分する時期が来たのです。
ダメ。やっぱり捨てたいけど捨てられない。
自分ではもう必要ないけど、ゴミには出来ない。
コレクションも極めれば別ですが、
中途半端に欲望だけで集めたものは、
愛しさとは違う、なんというか足かせ?。
「うん」とは言えないとわかっていて、
「ねーもう、私のこと飽きたんでしょ?」と何回も確認してくる彼女みたいな。
そのまま悶々としたまま四か月経過した先ごろ、
人づてに、バービーを欲しがっている小さなお嬢ちゃまのいるお宅があると知り、
引き取ってもらえることに。
ようやく手放せてほっとしました。
必要なひとのところへ行けるというのは、
一番の供養かもなんてことはなく、
どうせ手放すならなんでもかんでも気軽に手に入れるのは辞めた方が良い。
一生面倒みる覚悟で選ぶぐらいの気概が欲しい。
自分の今後のお買い物傾向の痛いお勉強になりました。
増税前に気付けて良かった。