刺繍と数学
昨日は四時に起きたけどブログを書いていたらあっという間に出勤の時間になってしまって、やっぱり朝書くのは良くないなあと思いました。
朝は起きてお香を焚いて、家の匂いを作る - お掃除します。
洗濯ものを片付けて部屋を片付けて掃除したてみたいな美しい状態にして仕事に行くのがやっぱりいいと思うのです。
帰ってきたときに家が綺麗だと寛いだ気分になれます。微かなお香の香りも落ち着きます。
話しは変わりますが、もうゲッターズの2022版が出たのですね。
9月かあ。早い。
娘がお正月用の刺繍を開始しました。
しめ飾りの代わりに玄関に飾ろうかと言っていました。
いつもお手本もなく自由に刺していくので精密さに欠けていてちょっと・・いやだいぶん雑い作りになってしまうのですが。まあ趣味として楽しんでいるので。
7歳の頃、旅行で北京に行ったときに両面刺繍の工場へ見学で行きました。
そのときに娘の姿が見えなくなってしまい必死で探していたら、大きな両面刺繍の前に立っているところを見つけました。
叫ぶように声をかけたら、刺繍を食い入るように見ていた娘がこっちをパッと振り返って、ちょっと頬が紅潮していて、
「〇〇ちゃん(自分)わかった! どうやって作るかわかった!」と興奮しながら話しだしました。
刺繍の工程に惹かれたようでした。
実際に刺繍を始めたのはたぶん中学生ぐらいからだと思うけど、
誰かに習うとか、テキストを買うとかでもなく自然としらないうちに・・・という感じでやるようになりました。
それで娘は数学を勉強していて、
専門は位相幾何学で、その中の「結び目理論」を大学院で勉強することになっています。
- 結び目理論の圏論 「結び目」のほどき方
- 日本評論社
- 本
日々ノートにぐちゃぐちゃな図形を書き出していて、それが文様の刺繍のように見えるのですよね。
何かと「ものがたり」にしたがる私は、
「ほら、やっぱりあのときの北京の両面刺繍はここにつながっていたんだよ」と興奮していうのですが娘は、
「ま・っ・た・く関係ありません!」と全否定です。
たぶん本当に刺繍と結び目理論につながりはないのだとは思いますが。
どっちみち説明されてもまったく意味がわかりません。
しかしこれが数学なのですねえ。不思議な世界です。