やる気をかき集めなければ出来ない掃除もある
カサブランカのソファは、このように分解して手入れすることが出来ます。
カバーも取り外せて、クッションを出してカバーのみの洗濯もできます。
しかしこれがものすごーーーーーーーーく面倒。
購入直後は、すぐに洗えて便利と思い白いカバーを選びましたが、
カバーからクッションを出すのがまずたいへん。
次に洗濯して乾かしたものを装着するのもたいへん。
それでも以前は頑張って洗ったりしていましたが、
ある時期
(参照:https://muragon.com/dashboard/confirmEntryUpdate)
長く放置していて、
気付いたときは背もたれの一部や手をかける部分が黄色く変色していました。
ブリーチなども使ってみましたが、どうにもとれないまま。
仕方がないのでイランのキリムをソファカバーとして使用し、
見えないようにしています。
隠す、という一番嫌いなパターンの掃除ですが、やむを得ないという感じです。
とはいえ布のソファはどうしてもいろんな匂いをキャッチするので、
隠して終わり!というわけにはいかず、
時には洗濯します。
例え真っ白の元通りにはならなくても、やはり洗濯したあとは、
洗いたてのシーツに横たわるのと同じ気持ち良さがあります。
また土台部分も分解すると、ホコリなどがたまっているのと、
キリムから謎の砂が出てきて隅の方にたまっていたりしますので、
これも丁寧にとりのぞいて、乾いたクロスで拭き上げます。
キリムの砂は、今は随分なくなった気がしますが、
ちょっと広げて振ると、パラパラ・・・と。
どんなに日に干して、叩いたりしても掃除機をかけても、
糸と糸の間に詰まっているようで。
砂漠で暮らす遊牧民が作ったものだから?
原因はわかりませんが、この話しをするとみんな、
ちょっと遠い目になって「あー(なるほど)」と納得するのが面白いです。
なんとなく頭の中に砂漠を歩く民が浮かんでいるのがその表情でわかります。
このソファ大分解掃除は、それでも一年に2回ぐらいしかできません。
元気でやる気に満ち溢れているときがチャンスです。