ストレスに弱いかどうかもよくわからないけど、
ストレスから逃げるのは上手なような気がします。

以前の会社に居た時に仕事も職場も好きだったけど、
会議のために本社に行くのが地獄だという時期がありました。
それで休憩時間、誰とも話しをしたくないと思い
ほんの1時間程度ですがパッと外に出て行って、大き目のデパートまで行き、
普段なら絶対買わないような高いコスメをいくつか買ってまた本社へ戻るというのをしていました。
服や靴を選ぶほどの時間はなく、また本気で欲しい訳でもない高価なもの・・
というのが良かったんですね。
その時の私は憂鬱を上回る興奮の中にいました。

興奮状態は地獄を忘れさせてくれます。

まだ娘が小さく専業主婦だった頃、
公園ママに気が合わない人がいて、それが発端で公園に行くことが憂鬱、
でも行かないのも憂鬱というがんじがらめに苦しめられたときは、
三歳の娘と二人で台湾へ旅行に行って(逃げて)しまいました。

なんだかすごく突飛なことがしたかったんです。
このときのこと、そのときの感覚、今でもすごくよく覚えているんですけど、
たった三泊四日の旅行で憑き物が落ちたみたいになって、
帰国後は公園通いがそれほど負担ではなくなっていました。

また嫌になったら娘とどこか旅行へ行こうという気持ちを心の中に大事に持っていたからだと思います。

なんでこんなことを思い出したかというと、
またもや私は何か憂鬱なものから逃れるアイテムを生み出してしまったようなのです。

信号は相変わらず青が続いていましたが、
やはりたまには赤ということがあります。

そしてこの信号のところに自動販売機があり、
そこに「ストレス緩和飲料」という飲み物を見つけてしまいまして。

200円と、ちょっとお高いジュースなのですが、
もう吸い寄せられましたね。

確かこの道に変えたのはコンビニでの無駄遣いを減らすためだったのでは・・・。

まあ、そこは置いておいて、
やっぱり仕事。順調そうでも何かしらストレスなんでしょうね。
それに職場ではちょっといつも少しテンションを上げていなくてはならないので行く前からそのことに疲れているのは確かです。

で、これを信号が赤のときだけ購入できるというところがミソな訳で。

信号が青だと「やったー」で、赤でも「やったー」。

我ながら単純すぎてうらやましい。

ストレスの原因と向き合ったところで周りも傷つけるし自分も傷つけるだけ。
「なんとなく平和な職場」という雰囲気を嘘でもいいから醸し出すためにも、
問題から目を逸らすの悪いことじゃないと、思っております。

今朝も「ストレス緩和飲料」で気分を上げて、うまく働いてきました。

ソファーのブランケットを秋冬仕様に替えました。

朝晩がすっかり寒くなりました。