閑話休題⑦蜜蜂と遠雷の目的にまんまとハマる。
今、とても気分が良いのです。
というのも20年ぶりに一人で映画を観てきました。
そんな長く、一人映画がご無沙汰だったつもりもなかったので、
今、「え?二十年?」と再確認したほど。
一人が得意で、一人でいろんなことをしてきた自分でしたが、
子供が生まれてから随分遠く離れてしまったようです。
ちょいコワゴワしながらでしたが、
娘から「頑張って笑」というラインを背にうけながら無事ミッションを果たしました。
そして、
自宅でお酒を飲みながら観るDVDも良いですが、
やはり映画館で映画を観るというのはまた別物です。
鑑賞終わって、すぐに感想を伝える相手がいないのは少々寂しかったですが、
同行者の買い物に付き合ったり、
ちょっとお茶してく?とか、
この後、ごはん食べようか?とか、
そういうの無しで、映画館出て30分後には自宅というのが、
そもそも私には良い感じでマッチしました。
本題ですが、
鈴鹿央士くんはいったいなんなんですか?!
かわいいにも程がある。
彼を観るだけでもこの映画は観る価値大です。
鑑賞前に得た情報によると、
「あの話しをよく二時間でまとめた!」
が最も多かった気がします。
そうなんだ。二時間でまとめられていたのか。
私は原作は読んでいないのですが、映画の途中でいろいろ回収は無理だろうと悟り、
きっと原作に書かれているであろう行間(映画の)を必死で読む努力をしました。
別にこれを原作にしなくても、
こういう天才と凡人の話しというか、
挫折した天才の話しというか、そういうの映画できちんと作れば良かったのになあ。
最近の映画にしては、ちょっとコンプレックスさに欠ける仕上がりな気がしてしまいました。
でも音楽はすごく素晴らしくて、
これを映画館で鑑賞できて良かったです。
そして映画館を出るなり本屋に行き、行間を埋めるべく、
「蜜蜂と遠雷」を購入しました。
ああ!もしかしてそれ(本を買わせる)が目的の映画化だったのか?