変換

2024/02/18 09:22

昨日は娘は出かけていて夕飯をいらないというので、
一昨日に作ったたこ焼きの残りと後は適当に・・という感じの夕飯にしました。

私はお酒を飲みたかったので、ちょっとつまむ程度。

前に胃カメラで検査をしたときに少し逆流性食道炎になりかかっていると言われました。
まだ特に何か治療は必要ないということでしたが、
その頃から脂質の多いものを食べたあと胸焼けしていたので自覚症状はありました。

それで段々胸やけする内容が増えてきて、トマトソース系のものやあんこなど。好きなので食べますけど、若干控えるようにしています。
そうしたらここのところワインもダメみたいで～(´；ω；`)ｳｩｩ。
若い頃からワインが好きだったので、もう一生分飲んだと思って、以前ほどは飲まないようにしています。
代わりにと言ってはなんですが、最近日本酒をおいしくいただいています。

これだいぶん以前の写真。擬製豆腐とピーマンの肉詰めを作り、冷酒と共に。
手前は実家母手製梅干し。

私の中ではワインを飲むときは盛大に食べて、盛大に飲んで、のイメージ。
南フランスの食卓みたいな(伝われ)。

でも日本酒のときは本当に「おつまみ」程度で丁度良い。
お酒がお米だから満足するんでしょうか？。
とりあえずワインから日本酒への変換はスムーズでしたし、新たな楽しみが増えた感じです。

夫の心療内科で処方してもらった最初のお薬はこの量でしたが、このあと病院に行くごとにどんどん薬が増えていきました。もう倍、倍みたいな。

しかし先日、病院に行ってきたんですけど、先生から「少し良くなってきているようですね」と言われ、薬が一種類減らされたそうです。

そんなに劇的に変わった！ということはないのですけどね。ほとんど寝てるし。
ただ、
金曜日に夫はどうしても所用で渋谷へ行かなくてはならなくて、私が代理で行く予定でしたが、本人が一人で行ってきました。
「行く」と言って「やっぱり行けない」ということがよくあるので期待していませんでしたが、仕事から帰ってきたらもう出かけた後でした。

「何も出来ないし何もしたくない」と布団に横になっていた日々から考えるとかなりの驚きです。
以前は仕事に行く前と帰りと二度立ち寄るぐらいのカフェ好きだったんですが、もちろんずっと行っていなかったのですが、その日は超久々にカフェにも行ってきました。
鬱病になってからタバコが吸えなくなって、16歳（笑）ぐらいからの喫煙歴があるかなりのヘビースモーカーでしたが、今は辞めています。
「もうどこの席にも座れるんだなと思った」と少し嬉しそうでした。

しかしそうかと思うと昨日の土曜日はまた一日中寝ていましたけどね。

それはともかく。

夫は元々タバコは吸うけどお酒は飲めない人でした。
それが50歳過ぎて仕事が営業的なものに変わった途端飲むようになり、
そこからは一直線。最初はビール程度だったのがウイスキーに移ってからは、ほとんどアル中と言っていい状態に。
それが去年のインドから戻ったあと極度の貧血になり治療中にお酒を辞めることが出来て、
今度は鬱病で何も出来なくなったらタバコが辞められて・・・。

いつも思うんですけど、何かを得るときには何か犠牲にしなくてはならない気がするんです。
仕事でもとてつもない失敗をすると、そのときは最悪で地獄なんですけど、なぜか必ず良い方向へ向かうんですよね。「あれ(失敗)があったから良かった」みたいな。

夫にとっては、禁煙禁酒を得るために、精神と身体の両方が犠牲を払ったのかな・・と。

そして私にとっても、今回の夫の鬱病は私や娘にとっては最悪以外のなにものでもないものですが、何かを得る、あるいは何かの前触れなのではと思ったりして。

苦しみつつもポジティブ変換ですね。