ドラえもんの秘密道具に「七人の知り合い」というのがあるんです。
七人の侍からとったネーミングみたいで、ちょんまげ型の帽子みたいなのを被ると、
知り合いの知り合いを辿って、最終的に知り合いになりたい人と七人以内に辿り着けるというもの。

これ、ちゃんと「六次の隔たり」という考え方があって、それが下敷きになっているようで、wikiによると、「全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、これから考えると人は世界中の人々と間接的につながっていると仮説される」らしいです。

かなり前ですが辻井伸行さんがピアノコンクールで優勝し大きく話題になった頃、
私の周りであちこち「七人の知り合い」現象がありました。

まず私。
私→私の娘→娘が通うピアノ教室の受付の人→その人のお母さま→そのお母さまと辻井さんのお母様がお友達→
ということで、なんと私は辻井伸行さんとつながってしまったのですよ。

それを興奮して他の人に話していたら、
意外と周りに同じように「私の親戚の・・・」とか「以前隣に住んでいた人が・・」とか
ポロポロ出て来て。
ただしみんな直接辻井さんと知り合いではないという（笑）。
でもちょっと夢があって楽しい話しですよね。

それで先日、急にこのことを思い出すようなことがありました。
以前ブログに書いた寿木けいさん。
寿木けい「泣いてちゃごはんにおくれるよ」 - お掃除します。

その後、直接会ってサインをいただくということが出来たんですけど、
そのときに少しお話しが出来ましたがもちろんそれきり。

ところが、つい最近、私の知り合いが寿木けいさんの知り合いだったことが判明。
お友達を介して紹介されたらしいんです。
その人は寿木けいさんが何冊も本を出されている方とは知らなかったようで、私が興奮気味に「すごく素敵な文章なんですよ！」と話すのを聞いて驚いていました。
そもそもその知り合いとも随分会っていなかったんですけど、以前から何度か訪ねると約束しながら話しが流れていたところ占いに背中を押されて行ってみての判明でした。

また、うちのマンションに元宝塚のトップスターで現在もドラマなどで活躍されている方の実家があるというのは聞いていたのですけど、今までお話ししたことはなくてご挨拶程度でしたが、昨日たまたま重い荷物を運んでいらしたので私と娘でお手伝いしました。
そのときに「〇〇さんのお母様ですよね」と話して、
今でも月に一度ぐらいは来ている話しや、その方のワンちゃんをいつも預かっている話しなど聞いてきました。
今までそう(実家)とはわかっていたけど、確信はなかったものがちゃんと確認された瞬間でした。

これ、立派にこのお二方と「知り合い」と言っていいのでは？！(いや、違うでしょ！)

なんにしろ、どちらもちょっと積極的にコミュニケーションを図ったというか、
コミュニケーションを図る努力をした結果です。遠いと思ったものが案外近い感じがしてワクワクしました。
運が良い人というのは人間関係が活発らしいのですが、なるほどと思ったところです。

帰省中に、大分由布院の「亀の井別荘」という温泉旅館へ行きました。
そこでの夕飯の写真です。
母がすごく旅行に行きたがっていていろいろと計画を立てていたのですが、私も娘も三回めのワクチンを打っていないので諦めてしまいました。
かわいそうだったので、一部屋ごとに離れになっていて部屋に露天風呂もついているこちらなら大丈夫かなと思ったんです。
いや～高かった！でもいつか泊ってみたかったので本望で大枚叩きました(母が)。
お部屋の写真など、また少しずつ出してきます。

ところでタイトルのコミュニケーション不活性化の方ですけどね。
こちらは真逆でして、
随分連絡とっていなかった以前の職場の人に思い切って連絡をとってみましたが、
見事に既読スルーされました。
なんとなく予想もあったのですけど、それなりに落ち込みますね。
こういうことがあるから、「一人が気楽」と思ってしまうのですよね。
そうしてどんどん運が逃げていくんでしょうね。

そうはさせるか！