お掃除します。

掃除をする日々、また掃除に対して思うことなどを綴ります。

ネトフリ視聴デイズ/インド日本人宿の残念な話し。

旅行中に大気汚染が原因か(空気質が東京が20ぐらいのときにデリーは500とかです!)喉が痛くなり、今は落ち着きましたが咳が出るようになりました。
幸い熱はないので病院には行かずじまいです。


夕飯は一昨日はお鍋にし、昨日はおでんにしました。
大量に作ってそれで朝昼晩と賄えるので、食べては寝てという感じの連休です。
ネットフリックスで
「侵入者たちの晩餐」と「舞子さんちのまかないさん」を視聴しました。


侵入者たちの晩餐の主人公がハウスキーピングのお掃除の人なんですけどね、
部屋の汚れポイントの話しなどが「わかるわかる」という感じ。
脚本がバカリズムさんで、この人の作るもの、どんどん洗練されていく感じがします。
一つずつの章がめっちゃ短いので話しの進み具合が早くアッと言う間に終わってしまったけど実際は90分。なかなか見応えありました。
ブラッシュアップライフのときみたいに女優さんたちが全員上手なので、見ていて全然疲れません。


「舞子さんちのまかないさん」は全体的に凪な内容。是枝監督が監督なのでとても雰囲気があります。起伏はゆるやかだけど面白い。
フードスタイリストの飯島奈美さんが参加していて、相変わらずお腹をすかせるの上手と思いました。

似たような食材が並んでも、インドはなんだかカラフル。


バラナシとデリーにある日本人宿で日本食のランチが食べられるというのでどちらも訪ねてみましたが、どちらも宿泊者のみということで断られました。


ここは経営者は日本語ペラペラなインド人で、長期旅行者の日本人の若い子が3食ベッド付きで受け付けや掃除、料理を請け負っています。


バラナシでは訪ねたときに丁度日本語が話せるガイドのインド人がいたので翌朝のボートトリップを頼みました。
この人がとてもきめ細やかな人で娘も「日本人以上に日本人」と言っていたぐらい。


しかし受付の二人の女の子が・・・・なんていうんだろう・・まったく覇気がなくて。
一応、スタッフとして常駐している人たちなのに、
お客が来ても「こんにちは」みたいな挨拶もできない。
え、それ会釈?! と拡大解釈してあげればなんとか会釈と認めてあげられるような微妙な頭の下げ方。


このとき私がフロントにあるトイレを借りたんですが、
トイレでは紙は流せないんですけど、使った紙を捨てるゴミ箱がなかったので
それを彼女たちに伝えたら「ああ・・・」とうなづくだけ。それ以上何かするでもなし。
自分たちが使っているトイレを貸してくれるとかするのかな?と思ったけどうつむいてスマホをみているだけ。
あの、私、どうしたらいいんですか?。紙が詰まっちゃうけど流しちゃっていいんですかね?とそれともこのままトイレ我慢してくださいねってこと?


しばらく待っていましたが、女子二人にまったく動きがないので(スマホ観てる)、娘が「ママ、我慢しなよ。他で行けばいいよ」と言って結局我慢するしかなくて。
宿泊客ではないけど曲がりなりにもツアーを頼んだ客ですよ。


この後アグラーでチャイ屋でトイレを貸してほしいと頼んだときは、チャイ屋の主人が隣のホテルの人に頼んでくれて掃除したばかりの客室を貸してくれたことがありました。
チャイなんてたったの一杯18円。なのにこの親切。
インド人の方がよっぽど人間味あります( ノД`)シクシク…。


20代半ばぐらいの女の子で、外見は普通でしたが表情は乏しくて。
少し旅行の話しなど降りましたが、ほとんどコミュニケーションがとれず。
かと言って他の旅行者と話している様子など見ていても発達障害とかそういう系ではなさそうで。


でも思い出せば、私は過去の旅行中に何度もこういう子たちと遭遇してきてるんですよね。
長期旅行の人の中にはエネルギッシュに次々に国を移動していくようなダイナミックな人がいて、そういう人は気持ちが良い人が多いし楽しい。現地の人にも溶け込んでいるし、私みたいな旅慣れてない、いま来たばっかりが丸わかりな旅行者にも親切。
でも一つの国に沈没(と言う)する人は、自分のコミュニティの中では饒舌だけど、他には心を閉ざしているし、それだけでなく持ち物や服装が日本人くさいとバカにしてきたりするんです。


バラナシの日本人宿で、久しぶりのあの心を閉ざされた感覚を味わいました。


日本から来たインド不慣れな親子に親切にするような社会性の一つや二つ身に着けてから日本を出なさいよ!と日本のおばさんとしては言いたいです。


そして彼女たちが作る日本食はたぶん、ただレシピ通りに作るだけの大したことない日本食だろうなあ。他人に食べさせる料理って家庭料理だとしても、そこに「喜んでもらおう」というサービス精神が伴うものです。でも彼女たちにはそれがないですからね。


今回の旅行、良いインド人にばかり恵まれたせいもあり総じて良かった旅行でしたが、
これが唯一残念な出来事でありました。

×

非ログインユーザーとして返信する