お掃除します。

掃除をする日々、また掃除に対して思うことなどを綴ります。

I,m home

デリー発の飛行機が遅れて、香港空港では走っての乗り換えとなりなかなかハードでしたが無事に4日に成田に到着しました。


左側に写っている持ち手があるチャイコップも無事に持ち帰ることが出来ました(使い捨てなので普通は飲んだあと捨てるものです)。


身体は相当疲れているんですけど5日は早速仕事開始でして、我慢して出勤しました。
娘も翌日はゼミで大学へ。そして今日から北海道の大学に居る親友のところへ遊びに行きました。


長いこと、私の方が娘より体力があると思ってきたんですが、
やはり娘の方が全然元気な模様です。

これは帰る日に乗った最後のオートリクシャー。娘、なかなか良い笑顔でした。



実は初日、娘はランチに入ったお店で気分が悪くなり動けなくなってしまいました。


なんとかホテルへ戻ったものの、今度はホテルから一歩も外へ出られないと言うのです。


外へ出ようとすると心臓がバクバクして「無理」と部屋へ戻っていきました。


急激なカルチャーショックに精神が追い付かない状態だったみたいです。


「じゃあママが夕飯買ってくるから待ってて」と言うと「一人にしないでほしい」と。


少し涙ぐんでいて。
「自分がこんな風になるとは思えなかった」と。
最初は大丈夫って思ったけど、今は恐くて仕方がないと言います。


30年経っても、
地下鉄走りまくっていても、
IT大国になっていても、
8割の人がスマホを保持していても、


やっぱりインドはインドなんだなあと感心?。
そして同時に「ああ、なんでインド旅行なんて計画したんだろう」と後悔。


もしパックツアーとかで、自分たちでホテル探すようなこともなく、
数多近寄るインド人にいちいち愛想よくしちゃう日本人気質など発揮しなければ、
そしてせめてハイソエリアに宿泊したりしていれば、
こんなことはなかったと思うと、自分の甘さに涙が出そうに。


それで二日後にはバラナシ行きの列車の予約をしていたけれど、
「キャンセルして、これからデリーのリッチなホテルに移って、帰国までホテルでまったりしてようか」と提案しました。


その時点ではそうなる可能性は8割ぐらいありましたので、
正直なことを言うと私は内心「ああ・・・一人で来たかった」と思ったのですよ。
大好きな娘のことを、ちょっとお荷物に感じちゃったのですね。


これは家族の健康や長生きをお祈りするための儀式?。ガンジス河へ流します。


このとき、このお祈りセットを置いている台のところで私のカバンが当たってしまって、
なんと全部の花やロウソクをばらまいてしまったんです。
「sorry,sorry」と言いながら必死で片付けて、せめていくつか購入しようと値段を聞いたら、「10ルピー(17円ぐらい)」と。いつもは20~50ルピーで売り付けてるんですよ。
もしかすると10ルピーもちょっと盛っているかもしれないけど、
どうしたいつもの盛り体質は?!と思うぐらい謙虚。
申し訳なかったので言い値で買うつもりだったので拍子抜け。


私と娘で必死で元に戻そうとしている姿を見て、強気に出れなかったんだろうなあ。


インド人のそんなとこ。


今回の旅行で何度もそんなことあって、娘も少しずつ回復。最後は帰国後、日本人パスポートの列になるんでいるのに「あなたたちはこっち」と外国人パスポートの列に行かせられるほど、たったの9日間でインドかぶれな姿になったしまった娘でした。


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