帰省のお掃除「畑と再会」
実家への帰省も終了し、自宅へ戻ってきました。
月曜の夕方に到着し、すぐに実家のある市内から隣の市にある家庭菜園を観に行ってみると、
芽が出たか出なかったぐらいの大根や胡瓜もしっかり葉が育って、
小さい苗だったミニトマトやピーマンも小さい青い実をつけていました。
最後に巻いた人参の種からも芽が大量に出ていて、
タネって本当にすごいなと小学生みたいな気持ちで眺めました。
父がホスピスで最期を迎える頃、私は県外来訪者ということでお見舞いにも入れず、
ひたすらここで草取りをし、畑を作ってお見舞い許可が出る二週間を待っていました。
結局あと二日で二週間というところで父は亡くなってしまい、
ある程度は会えないだろうとわかってはいたので、
「そうなると思っていた」とは周りにも伝えましたが、
やはり時々、最後間に合っていたらなかなか良いエンディングストーリーだったのになと思ってしまいます。
今回はその後、元々悪かった母の足が悪化し、
様子をみるための帰省でした。
前々回あたりの帰省のときに、介護認定を受けるために動いていたのですが、
なんとか要支援2となり、ようやくそれらのシステムも動き始めていたので、
思うほど生活環境は悪くない感じでほっとしました。
帰省の間の一週間は、実家の不用品処分や父の遺品整理、
それぞれの庭の永遠に続く草取りの日々でした。
あちこちやることが多すぎて、毎回帰省から戻る度に、
うちの自宅がいかにシンプルであるかと思い知ります。
観葉植物や飾り棚などちまちまありますが、
生活用具は必要最低限。不便に感じることもあるけど、
3LDK暮らしには丁度良い量であると思います。
まだ帰省から戻って荷物が広がったままですが、
仕事も復活したので徐々に片付けていきたいと思います。