お掃除します。

掃除をする日々、また掃除に対して思うことなどを綴ります。

強引な片づけで反感を買うも結果は〇でした

実家のリビングですが、
ここには父のために介護用ベッドが入っていました。
ポータブルトイレなども装備していたし、母の姿見やら空気清浄機×2やら、
エアロバイクなんてものもありギュウギュウ詰め。


元々ここにあった家具は和室の仏間へ移動。


しかし父が亡くなったあと祭壇を仏間へ作ることになり、
仏間にあった家具(移動してきたもの以外にも元々いろいろあった)をまた更に移動しなくてはならなくなりました。


私は父が亡くなる前に実家のリビングと仏間を片付けておいた方がいいのではと心配していましたが、みんな亡くなる前からそんなこと・・・という感じであまりピンときてない感じでした。


別に亡くならなくたって、片付けておくことはできるのですよ。
ちゃんと家具も介護用ベッドも仏間も全部定位置に置いておいたとしても、
適材適所を意識して配置し、あとは不要なもの(これが一番多い!)を処分するなり片付けるなりすればいいのです。


つまりはあちこちがギュウギュウ詰めになっている部屋を、
もっと風通りよくしたいと思っていただけなのですが私の真意は伝わらず、
結果父が亡くなったあと大騒動となりました。


亡くなったときはまだ私は別荘にいたので、
兄と母で仏間のモノを全部リビングや母の寝室に入れて、
とりあえず一件落着にされていて、
「え? ちょっと待って。なにこの不便極まりない状態」と驚きました。
どの部屋に入っても、まともに歩けないぐらいになっていて、
息が苦しくなりました。


それで翌日、甥や姪に手伝ってもらって一日がかりであちこち家具を移動して、
不要なものを処分して、整理整頓を行ったことで
リビングもリビングとして復活。

時節柄、家族葬だったため、たくさんの方が自宅に弔問に来て下さいました。
高齢の方が多いので、みんな正座がつらいようで、
最初は仏間で出していたお茶をリビングでお出しすることにしました。
この流れがすごくスムーズで良かった。


母も兄も私のこの大鉈ぶるいな片づけをあまり快く思っていない風でしたが、
結果的に「良かった」「助かった」と思っていたはずです(自信満々)。


しかし、自分なりに後悔ないような父との最期だったとは思ってはいるのですが、
やはり今になると元気だったときに「ああしてやれば良かった」「こうしてやれば良かった」と思ってくるものですね。


今は一人になった母のことで、いろいろ考えてしまいます。

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