お掃除します。

掃除をする日々、また掃除に対して思うことなどを綴ります。

クリスマスツリーを断捨離。とそのあたりの話し。

アジア好きなので、部屋の中はアジアンテイストでまとめているつもりです。


それでなんとなくクリスマスツリーなどは似合わないなあと思い、
まだ娘が小学生の頃に思い切って処分しました。


娘は少し悲しそうでした。


娘は小学五年生まで本気でサンタを信じていました。


それというのも私が小さい頃から、クリスマスの日にサンタが来た形跡を残し続けてきたからです。


バルコニーの窓を朝から開けておく。
置いておいたみかんをサンタの盗み食い風にしておく。
プレゼントは、私たちからクリスマスイブの日に渡して、
それとは別にクリスマスの朝に枕元に別のプレゼントを置く。
もちろん英語混じりのサンタからの手紙付き。


極め付けは、あるとき道を歩いていたら直径50㎝くらいの巨大なボルトみたなものが落ちているのを見つけたのですが、それを隠しておいて、
クリスマスの朝にバルコニーの真ん中に置いておきました。


そこから女優です。
「たいへん! サンタさんのソリの部品がバルコニーに落ちてる! 
やばいよ! 途中でソリが分解してサンタさん動けなくなってるかも!
それどころかソリから落ちてるかもしれない! どうしよう!」


あくまでも必死に。
そして娘、ものすごく心配そうにオロオロ。



毎年毎年のそれらの頑張りのおかげか娘は信じ切ってしまっていたようで、
小学五年生のある日、私の方から、
「サンタがいないの・・・・・わかってる・・よね?」
と確認したら、
「え、うそ・・・」とハラハラと涙を流したのでした。


当時中学受験の勉強を開始していたのですが、テスト問題などにサンタがいないとわかるような文章問題が出てきたりしていたのと、
サンタを信じているような子は中学受験に向かないなどという風評があり、
意を決して聞いてみたのです。


でもそもそもは学校で「サンタなんかいねーよ」とか言う男子が低学年の頃からいるはずだし、信じてる風を装ってるけどまさか信じてないよね?と思っていたのに、
私の演技力、ハンパなかったようです。


ちょっとかわいそうなことをしたかなあと思いましたが、
そのまま我が家のインテリアにそぐわないツリーも断捨離←鬼。


そのかわりに冒頭写真のバルコニーのツリーを作るようにしました。


さて、その年からクリスマスプレゼントは私たち親からだけになったはずです。
娘もそう思い込んでいました。


でもそうはせず、その年からもちゃんとクリスマスの朝にはサンタからのプレゼントも届けています。


今年も娘のクリスマスプレゼントは、私から、夫から、更にクリスマスの朝にはサンタからも届きます。
お約束のようにサンタからの手紙付きで。
そしてバルコニーの窓もちゃんと開けておきます。


娘、成人してますのでこの話しは周りに引かれてしまいそうでなかなか話せません。
せめてブログに書かせてください。

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