帰省のお掃除Ver2.②10年かけてお片付け
私の母は明らかに「片付けられない人」なのです。
仕事はとてもできるタイプですが、家事一般はかなり苦手。
今までに何度か家を購入していますが、
ある程度汚れてくるとその家に興味を無くす。
片付けるより、今までのものを全て捨てて新しい家に興味を移す。
この別荘を購入したときも最初は大事に使用していましたが、
久しぶりに帰省したときに「あー飽きたな」とわかるぐらい汚れていました。
正直立ち寄りたくないぐらいの状態。
山に囲まれた田舎なので、少しでも放置すればネズミやゴキブリのいい餌食なのです。
でもとても良い造りの家で、勿体ないなという思いがありました。
それで10年前から、娘と二人で帰省中に徹底的に掃除を行いました。
一年に一回の帰省ですが、
毎年毎年。
真夏なのに頭から足の先まで衣服で覆い、手袋とマスクで害虫対策。
あれは・・・・とにかくたいへんで・・・。
しかし、なんというか家は確かに生き返ったのです。
父は「この別荘の名義だけは兄妹で分割するように」と、
病気がわかってから何度も繰り返して言うようになりました。
本当は兄が全部引き継ぐことに決まっていたのですが、
私と娘がこの家をすごく大事にしていたからということでした。
瞬く間に飽きた母と違い、父はそれなりにこの家に愛情があったのだと思います。
でもまあ、一年に一度ぐらいの掃除では、
母の汚すスピードに追い付かないのです。
今回の帰省、父のことがもちろん一番ですが、
この二週間の閉じこもりで再びこの家が生き返るよう頑張るつもりです。
家庭菜園のサニーレタスに豚バラ肉と家庭菜園のセロリを一緒に巻いて食べました。
サニーレタス、1日1玉消費です。