人生最後の仕事
今日、パートさんと話していたら、
「この会社を辞めたりした場合・・」とか「もっと長く働くことにして他の仕事に行ったときは・・」などというセリフがするっと出てきて。
あまりに自然な感じで言うので、こちらも自然にスルーしてしまいました。
別に「辞めたい」という訳でも、今どうこう考えている風ではなさそうだけど、
考えてはいるんだなとは思ったんです。
子供が大きくなって手が離れたりしていく中で、
徐々にこのまま週3~4回ぐらいのパート仕事じゃ物足りない(金銭的にも)と思うようになっても不思議はないですよね。
私の方としては、それを見越して仕事が単調にならないようにと工夫はしてきました。
また、「あなたさえ良ければ社員の道も開けてるよ!」という空気感は常にまとって仕事しています。
普通ならパートさんにはやらせないようなことも「(あなたなら)出来るから」と、平気でガンガン仕事振ってきました。
新しいこと覚えるときって人間ってちょっと高揚するじゃないですか。
それに「役立っている」というのは仕事続けるモチベーションでは必要不可欠だと思うので。
その効果もあって、前の会社のときも「おたくはみんな辞めないね~」と本社の人から言われたりしていました。
でもいつか来る、きっと来るとは思っていたので、
「ああ、やっぱり来やがった」と思ったわけです。
それでも昔は誰かが辞めたりするとそうじゃなくても、「自分のせいだ」とメソメソ傷付いていたんですけど、今は「月日は百代の過客にて、行き交う人もまた旅人なり」の気分。
同じところ(場所という意味ではなく)に居続けるなんて生きている限り不可能なんですよね。
今が居心地が良い分、状況が変わらないなんてありえない。そう理解している自分がいます。
でも本音を言えば、私も旅人みたいにどこかを彷徨いたいとも思う。
もう彷徨える人生は残り少ないですもんね。
人生最後になる仕事は今の仕事なのかなあ。
今からETFについてのライブセミナーです。あ、始まりました。ではでは。