お掃除します。

掃除をする日々、また掃除に対して思うことなどを綴ります。

周りと比較せずフラットな人生を

職場の社員の子のご主人がいろいろありお仕事を辞めることにしたそうです。
いろいろとは、うつ病になってしまったというのとその他もろもろなんですが、
まだ子供はすごく小さいので不安だろうなあと思ったのですが、
あんまりそんな感じじゃなくて。


ご主人から相談されたときの様子でも「わかった。了解」的な。


私の夫も仕事でいろいろあり、ちょっと鬱っぽい時期がありましたが、
その仕事のもろもろも鬱っぽいことも、ほとんど誰にも言えずにいました。
ましてや仕事のもろもろの方では、私は「了解」なんて言えるはずもなく、
当時は大荒れに荒れていたわが家です。


こんな深刻なことをさらっと職場の人間に言えるなんて・・・と聞きながら内心は驚いていたのですが、
一つは自分が働いているから「まあ、生活はなんとかなるか」と思っている部分があるのかも(当時は私はほとんど専業主婦のようなものだった)。
また、私世代では「夫が転職」とか「鬱」とかは「オオゴト」だったような感じがするのですが、昨今よく話題になることではあるし、若い人の間ではさほど忌むべきことではないのかもしれない。


言いにくいことをよく言ってくれたなあとも思いましたが、職場の責任者(私)に話しておいたほうが何かとこの先問題があったりしたときに融通が利くかもという算段もあったうえだったのかも。


ただ、上記で書いた仕事をしていることで生活費の急な心配がないということとは別に、
ママ友とかいないので、別に見栄を張る必要もないのかもなと思ったのです。


娘が生まれてから自分が仕事をするようになるまでは、なんというか、
「幸せそうな家庭」の呪縛みたいなものがあって、
正直、周りの人の誰もかれもそう見えていたのですよね。
それで、自分も惨めな部分は他人に見せないように必死だったかも。


あの頃からお仕事していれば、もっとフラットな人生だったのでは。
他人と比較すべきは、夫や子供や家庭ではなく、
もっと自分自身のことであるべきだった。

父の家庭菜園になっていたカボス。
まだ若いですけど、ちゃんと果汁が出て良い香り。


秋に近づいているなあと感じます。酷暑ですけど。

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