お掃除します。

掃除をする日々、また掃除に対して思うことなどを綴ります。

寂しいけどさようなら(本の断捨離)

昔、友人の影響でファンになり、コンサートに何度か足を運びました。
五嶋龍のオデッセイという、
龍くんの7歳から17歳までの10年間を撮り続けたドキュメンタリーがあるのですが、
それの録画ビデオを繰り返し繰り返し毎日観ていました。
もう、夢中というぐらい好きでした。


すごく良い番組だったのでDVDボックスが出てほしいと今でも思っているのですが、
音楽だから何か権利とかあって難しいのでしょうね。


オデッセイは17歳で終わってしまうのですが、
このあと龍くんはハーバード大学の学生となり、音楽活動も続けていました。
題名のない音楽会の司会を行っていたこともあります。
今は音楽だけではなく、社会的な活動にも力を入れているようです。



龍くんと共演した指揮者やピアニストやチェリストなどにも興味が派生し、
娘が小学生の間は娘を連れて、
あちこちのクラシックのコンサートに出かけていました。


クラシックのコンサートに行くときは、ちょっとおしゃれするので、
何か特別感があり、娘も楽しみにしていました。よく寝てましたけど(笑)。


そのうち私は羽生くんを応援するようになり、
クラシック音楽からは足が遠ざかってしまうのですが、


この本がいざ売れることになると、妙に寂しくなり、
付属のDVDを発送前に再び鑑賞しました。


今はもうすっかり大人になってしまった龍くんの17歳頃の溢れる才能と自信と若さとが、
あのファンだった当時よりもよくわかります。
龍くんのシベリウスが好きだったなあ。


この本、メルカリの査定?では500円ぐらいだったのですが、
やはり「手放したくない」気持ちもあったのか強気で1200円で出しました。
しかしこんな(手放し難い)本ほど、即効で売れていくものなのですねえ。


でもメルカリに出さなかったら、それこそこの本も見返すことはなかっただろうと思います。
そんな感じの本がこれからもまだまだ出てきそう。


感傷に浸りつつも、ばっさり断捨離です。

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